2024-09-07から1日間の記事一覧
【10分で聴く源氏物語 第13帖 明石13 完】源氏物語には、召人も多く描かれる。紫式部の視線も優しい‥大弐の娘、五節。好きな女であったので訪ねたいと思ったが、不謹慎なもとはできないと思われた‥by🐱
【源氏物語420 第13帖 明石82】源氏は、2年半の間にさらに美しくなった紫の上に会えた。しかし別離を悲しんだ明石の君を可哀想に思いやられた。 〜紫夫人も生きがいなく思っていた命が、 今日まであって、 源氏を迎ええたことに満足したことであろうと思われ…
【源氏物語412 第13帖 明石74】源氏の名残惜しい様子に皆 同情する。良清は 明石の上を よほどお気ににいっただろうと少し面白くない。 〜女の関係を知らない人々はこんな住居《すまい》も、 一年以上いられて別れて行く時は 名残があれほど惜しまれるものな…
【源氏物語404 第13帖 明石66】明石の上は思い乱れていた。京から迎えにきたものも多く 侍臣も喜んでいた。明石入道だけは泣いてばかりいた。 〜女はもとより思い乱れていた。 もっともなことである。 思いがけぬ旅に 京は捨てても また帰る日のないことなど…
【源氏物語388 第13帖 明石50】娘の家は三昧堂が近くて、そこで鳴らす鐘の音が松風に響き合い 秋の虫が鳴いている。 〜山手の家は 林泉の美が浜の邸《やしき》にまさっていた。 浜の館《やかた》は派手に作り、 これは幽邃《ゆうすい》であることを主にして…